徹底検証 古事記 すり替えの物語を読み解く 言視舎 2013年10月31日 |
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「火・鉄の神々」はどのようにして 「日・光の神々」にすり替えられたのか? 従来のアカデミズムには、古事記を「瑞穂の国」のあらすじにそって解釈してきた歴史がある。そこには本居宣長以来、古事記を稲作共同体とその国家の物語とみなすイデオロギーがあった。その結果、そうした読みではどうしても解釈できない情景がたくさん残されてきた。本書は旧来の読みに対して、古事記は「鉄の神々の物語」であるという視座を導入して、新たな読みを提示する。古事記は「火の神・鉄の神」が「日の神」にすり替えられた物語だという読みである。まったく新しい古事記解釈の一ページを切り開く画期的試み! |
―目次― |
第一章 古事記のはじまり 第二章 伊耶那岐命と伊耶那美命の神話 いざなきのみこと いざなみのみこと 第三章 天照大御神と須佐之男命 あまてらすおおみかみ すさのをのみこと 第四章 大国主神 おおくにぬしのかみ 第五章 天降り 忍穂耳命と邇々芸命 おしほみみのみこと ににぎのみこと 第六章 海神の国訪問 |