共著のご紹介


赤ずきんと新しい狼のいる世界

子どもの安全・保護と自立のはざまで

洋泉社
 2008年2月29日

発達心理学、児童文学、心理カウンセラー、家族心理臨床家などの専門家が社会と子どもをめぐる問題を素材に論じる学際的試み!

子どもはまもらなければならない。
しかし、リスクを侵してでも子どもは巣立っていかなければならない。

―目次―
はじめに


第一部

 第1章 子どもはただ守られておとなになるのではない  浜田寿美男

 第2章 幼い子どものくらしとこころ  内田良子

 第3章 子どもの自立と家族  団 志郎

 
第4章 新しい狼に出会う赤ずきんを考える  村瀬 学

 1 『赤ずきん』を読み解く
 2 通過儀礼の物語と13歳の成人式
 3 ネットジャングルに入っていく子どもたち
 4 おわりに


第二部

 
子育てと祖父母世代の関係  中村美榮子

 子どもが親に知られたくない世界  椙田萬理子

 子どもの参画と市民意識を育てる  仲川元庸


討論 赤ずきんと今日の新しい森


おわりに